Likelihood of Mine

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新入社員が超スピードで即戦力になるためにやったこと

転職した会社で試用期間3か月でそれなりの成果が出せて、四半期の賞を4か月目にもらうことができたので、その時に意識した内容を共有します!

新しい職場で即戦力なりたいと思っている転職をされる方、今まさにそう思っている転職された方、さらには受け入れ側で新しく職場に迎える新人に対して少なからず即戦力になることを期待されている方の参考になったら幸いです。

 

新人で即戦略になるためにやったことは?

ずばり、

「誰が何に詳しいのかを聞きまくる」です!
「なんのこっちゃ?」という感じだと思うので、自己紹介しつつ書いていきます。

自己紹介(軽く)

  1. 社会人1~2年目:新卒で大手IT企業に入社
  2. 社会人3年目:上場ベンチャーIT企業に転職(←今ここ)

と、圧倒的に社会人歴が少ない人間です!(笑)

新卒で入ったIT企業は日本でなら誰でも知っている企業で、現在のベンチャーIT企業もCM出したりして知名度はそこそこな感じなので、ちょうどイキった20代ど真ん中です。
浅い社会人経験で「成功するための◯◯◯」を書いているので、社会人先輩方には生温かい目で察していただきたい…。

とはいえ、評価されることを意識してやってきたので、自分用も含めて言語化しようと思ってます。

 新人が戦力になるって何?

そもそもですが「新人が戦力になる」ってどういうことでしょうか?

私は、

「わからないことが出てきても、自分が中心となって解決できるようになる」

ことだと考えています。


これは仕事にある前提をおいてます。

それは、仕事は決して一人ではできないということです。

当たり前だと思われていると思いますが、実際にそれが行動になってない人が多いです。一人で仕事を抱え込んだりして、「これは私がやらなきゃいけない」と思っている仕事を持っている人いっぱいいませんか?

実は私もあります(笑)

でも、最終的に成果につながる仕事は一人ではできないです。あなたにしかできない仕事なんて、会社にとってはリスクでしかないし、何より評価しづらい。そして、そういう仕事はスケールしないです。一人事業部なんてないですもんね。

 

つまり、

「成果」を出せる仕事=他人を巻き込まなきゃいけない仕事

だと考えています。
どんなに長く会社にいてもわからないことは日々起こるし、自分一人で解決できるような課題の多くはぶっちゃけ大したことがないはずです。
課題は常に誰かの助けを借りないと解決できません。

 

当然ですけど新人は、その職場に来たばかりですから「誰かの助け」を必要な仕事を完遂できません。というか、そういう仕事を任されないのは、新人が誰かの助けが必要な大きな仕事をできると思わないからでしょう。

新人が即戦力になる近道は?

もちろん、スキルをつけて自分一人だけでできる仕事を増やすことはとても大事です。しかし、それは最も優先すべきことではないと考えます。

優先すべきは、大きな仕事をするための仲間を会社で見つけることです。

そして、その仲間を自律的に巻き込んで大きな仕事を完遂して、成果を出すことが戦力になるということです。

知識やスキルは常に後から(もしくはその場で)付いてきます。

 

「わからないことが出てきても、自分が中心となって解決できるようになる」ためには、ステップがあります。

ひとつ前のステップは、「誰かの力を借りることができるようになる」ことです。

もちろん、誰の力を借りなくても解決できる課題が増えることがベストですが、そんなことできる人はもう新人じゃないです!(笑)というか神です。

 

でも、まだ右も左もわからない新人には、誰の力を借りたらいいかわからないですよね?

だから、何を直近の目標にすればいいかというと、「誰が何に詳しいのかを知る」ことになります。

まとめると、

  • 最終目標:わからないことが出てきても、自分が中心となって解決できるようになる
  • 中間目標:誰かの力を借りることができるようになる
  • 最短目標:誰が何に詳しいのかを知る

この目標に到達すべきアクションにまで落とすと、

「誰が何に詳しいのかを聞きまくる」となります。


メリット

①先生が増えて、メンターや上司以外から教わることもできるようになる。

新人の立ち上げのときはプロダクトや手続きなど基本になる部分が分からないものです。そのタイミングは、質問したいことが山ほどでます。

もし、これをメンターや上司だけから教わろうとすると、彼らはすべての時間を新人に提供できないので質問はあるのに聞けていなくて解決できない(メンターたちをボトルネックにしてしまう)状態になります。
「誰が何に詳しいのかを知る」ことができれば、メンターや上司がいなくても解決できることが増えるので、メンターや上司が気づいたときには仕事が終わっている状態が生まれます。


②名前を憶えてもらえて、お仕事がもらえるかもしれない


誰が詳しいのかを知る中で、自分も相手に憶えてもらえれば、自分が逆に頼まれる側になるかもしれません。そうなれば、Jカーブで仕事の幅が増えるようにもなります。

ただし!
闇雲に「誰が何に詳しいのかを聞きまくる」訳ではなく、課題解決に至るゴールの直線上で関係しそうな人たちを見つけることが大事です。
例えば、「取引先との会話のためにプロダクトAの利用状況を知りたい」、となったら、
最短では、利用状況の資料を作っている人に聞いてしまえば終わりです。
さらに、「今見ている軸以外で利用状況を知りたいときには誰に聞けばいいのか?」となれば、
データベースの見方に詳しい人、そもそもプロダクトAを使っているとはどういうことかに知見のある人(専門の業界出身者etc)、使ってもらうための開発要望は誰にあげればいいのか?と出てくるはずです。
しかし、「取引先との会話のためにプロダクトAの利用状況を知りたい」という課題が直近である場合に、プロダクトBのリスティング広告について詳しい人を探しに行く必要はないです。ここは焦点を絞らないとパンクする(知恵熱がでちゃう)ので要注意です。

 

おわりに

マーク・ザッカーバーグさんが言ってました。

Done is better than perfect.

 また、新卒で入った会社では、新人はただでさえできること少ないから、ささっと仕事しろ、小さい成果を出し続けろ、と教わってきたました。

 

できることなら即戦力として活躍したいと思ったものです。

でも、明日からPMとかやって事業全部回せるようになれるかと言えば、明確にNOでした。

自分のスキルが急激に他者の信頼に足るレベルで伸びないし、そもそも伸びたとして成果の大きい仕事を一人でできるんだろうかと思ったとき、「あー、頼ればいいじゃん」と思って大分変りました。

依存とは違うので、自分も相手にリスペクトしてもらえるようにスキル(知識)を磨かなきゃいけないのは前提です(データベースの話するために、SQLで簡単な抽出はできるようになるとか)。
人にきちんと頼って仕事をすることを意識することで、難しい仕事も「あの人とこの人に相談すればできるかも」と思えるようになって、さらには自分のスキルの幅も相談していく中で上がりました。
本当にいいことばかりだったなと。

 

転職したばかりの人やこれから転職する人は、ぜひ意識して人に聞きまくってほしいです。

聞きまくると仕事は増えます。でも、ないより絶対にいいはずです。

楽しく仕事したいですよね!

ここまで、ありがとうございました!